ワビーニョサビーニャ

モノに宿る魂を感じるための器デザイン

頭部が器や道具になっていて体や手足があるという擬人化表現は百鬼夜行や付喪神絵詞などの日本の絵巻物には古くから登場していました。あらゆるものに魂が宿っていると考え、八百万の神を大切にしてきた日本人らしい表現は、抹茶茶碗の各部位の名称である「口」「胴」「腰」などの言葉のセレクトにも現れているように感じられます。現在は日本の「animism」に焦点を当てた器などをデザインしています。

ワクイアキラ Akira Wakui

長野生まれ。イラストレーション、プロジェクションマッピング、3Dモデリング、陶芸作品、ライブペインティング、イベント企画など。

http://wakuiweb.com