MAGレポート(文責:砂川博茂)

2009年5月10日(日) 快晴

委員会メンバーは正午に集合。
作品の到着予定と搬入のお手伝いをしていただく方の集合時間が12時半。
それまでの間に最終的な打合せを行いました。
作品の展示方法や作業にあたっての注意事項などを改めて確認。
作品とスタッフが揃ったところで展示グループ分け、
さらに先ほどの注意事項などの確認の念押しをしました。

といっても、和気藹々と冗談も飛ばしながらでしたけどね。
「タバコ吸えないよね、喫煙コーナーってないのかなぁ」
「あるわけないでしょ、路上喫煙全面禁止区域なのに」
「マナーメッセージのテーマやん」
とか、
「日航ホテルのコーヒーチケットあるから・・・」
「準備万端やね」
とか、
「作業中にヤヤコシイこと言われたら、全部清水さんに振ったらいいよね」
とか・・・
あとは麻紐の太さのこととか・・・まっ、いいか・・・・

午後1時前に集合地点より、各持ち場へ移動して車両規制まで待機です。
御堂筋は大阪市内を北(大阪駅あたり)から南(難波駅あたり)へ真っ直ぐ貫く、
中央部分4車線、両側に緑地帯があり、その外側に各1車線の合計6車線が、
すべて南向きの一方通行の国道です。

今回作品の展示をしたのは、この緑地帯にある「木」でした。
御堂筋全体は国土交通省、
緑地帯の所管は大阪市の公園局、
また看板などの設置は地元の南警察署と、
それぞれが許可条件に大変厳しく、
「緑地帯には入れない」
「警察の文字のあるところへの個人名や企業名はダメ」
「あっちが許可せんとこっちは許可できん」
みたいな分けの分からん事態になっていました。
一時は実行不能か、と大変焦った時もありましたが、
何とか皆さんの努力と譲り合いの成果でしょうか、
ゴーサインが出たときは、本当に安心しました。
実はこの問題が起きたときには既に作品を募集していましたので、
少々(いや、かなり)焦ったのは事実でした。

その後は作品を目標数集めること、
MAG冊子への掲載用データ処理、実データ処理、
ステカンの作成、展示プランの作成、
経費の計算など、細かな実務作業が続きました。
大活躍してくれたのが、森さん、木村さん、谷さん、藤井さんです。
彼らなくしては実行できなかったと思います。

もう一つ、この企画のコンセプトに「イントラ」という要素がありました。
元はこのイントラと大阪地区の中で出てきたプランでしたので、
なんとかイントラのエッセンスを少しでも入れなければなりませんでした。
もっとも、皆さんのお陰で、
北は北海道から南は沖縄まで、文字通りに参加していただけたことで、
その要素もクリアできたのではないかと思っています。

さて、展示作業は、緑地帯へ下草を踏みつけないように、
木を傷つけないように、
ステカンが風で飛ばないように、
綺麗に見てもらえるように、
細心の注意を払って展示作業を行いました(本当です)
意外に早くそして上手くできたと思っています。

その後はスタッフ各自適当にどこかへ・・・・自由時間です。
食事に行った人やお茶に行った人、
もちろん会場を見て回った人、
束の間楽しんだのではないでしょうか。

午後5時、各持ち場へ集合。
イベントの終わりとともに撤収開始です。
あっという間に終わりました。

そして、作品たちは琵琶湖でのイベントへ向けて旅立ちました。
このイベントの詳細については後日改めてお知らせいたしますので、
しばらくお待ちください。

作品や展示の様子、会場の様子は写真をご覧ください。
主催者発表で35万人だったそうです。

最後になりましたが、
ヤマモトさんはじめMAGの関係者の方々、
時間がないにもかかわらず作品をご提供いただきました皆さま、
MAG本番で、そして全国各地で、応援いただきました皆さまに、
改めまして、実行委員全員よりお礼をのべさせていただきます。
本当にありがとうございました。