「おもしろい」、それは特別な感覚、大阪のチカラの原点。ここはもうひとつの日本だ。
開 催 概 要

「JAGDA in OSAKA 2008」は、社団法人日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)が設立30周年を迎える今年、実に大阪では23年ぶりに開催される記念すべき大会です。見ず知らずの会員が出会い、語り、感動した設立当初の意義に立ち戻り、顔を会わさずとも過ごせる今の時代だからこそ、リアルに時間を共有できる価値のある大会を目指します。

またこの大会は、JAGDAという枠だけに留めず、さまざまなジャンルの団体、デザイナー、教育機関等にも広く参加を呼びかけることで、大阪・関西のクリエイティブ界にとっての活性化と、次世代クリエイターの交流の第一歩となるはずです。


開 催 趣 旨

大阪は、その恵まれた地形から古墳時代にすでに日本の玄関口として貿易と商業の中心地となり、今にいたるおよそ1,500年もの永い間、商都でありつづけている世界的にみても大変希少でユニークな都市です。
時代の波をくぐり抜けながら、権威やシステムに依存することなく、自分の頭と身体で答えをつかみ、自立してものづくりを行ってきた先人たちの気風が色濃く受け継がれています。こうした背景が、新しいものへチャレンジする精神を育て、人と人とを繋ぐ技術を研ぎすまし、インスタント食品からロボット開発、世界遺産となった文楽から吉本・松竹に代表される演芸まで、人間が幸せに生きるために必要なものが凝縮されたクリエイティブな都市「大阪」をつくりました。

時事、環境、景気とあらゆるところで「おもしろがれない」状況ばかり目立つ昨今、
これは今の日本の価値観が、経済に集約されすぎたからではないでしょうか?
古くより商都と呼ばれる大阪ですが、その価値観はいわゆる経済が全てではありません。
「おもしろいか? おもしろくないか?」 
この「おもしろさ」は「ためになる」という頭の中の話だけではなく、即座に身体が反応する特別な感覚。
おもしろさは、歓びや好奇心を加速させ、性別も格差も国籍さえも超えていくのです。   
人が笑い、人生は楽しく!これこそが大阪のパワーの原点なのです。
「Another Japan 日本一おもしろい国/大阪」に、全国各地のさまざまな価値観を持つデザイナーが集うことで、よりローカルな、よりグローバルな、そしてよりインディペンデントな次世代のクリエイティブが見えてくるはずです。




主催:社団法人日本グラフィックデザイナー協会[JAGDA]
実行:JAGDA大阪地区&関西地域
後援:大阪府、大阪市、大阪21世紀協会、毎日新聞社、朝日新聞社、株式会社FM802
協賛:大日本印刷株式会社、日本写真印刷株式会社、大阪芸術大学、サントリー株式会社、
   株式会社 モリサワ、平和紙業株式会社、奈良芸術短期大学、
   株式会社電通、株式会社博報堂、株式会社ユー・エス・ジェイ、神戸芸術工科大学、
   京都精華大学、大阪成蹊大学、大阪コミュニケーションアート専門学校、他各社

協力 :財団法人 日本産業デザイン振興会、社団法人 総合デザイナー協会、
    社団法人 日本パッケージデザイン協会、社団法人 日本広告写真家協会、
    社団法人 日本商環境設計家協会、協同組合関西デザインオフィスユニオン、
    NPO法人 東京タイプディレクターズクラブ、 NPO法人 日本タイポグラフィ協会、
    Will ART from west japan “WA”、大阪創造都市市民会議、大阪コピーライターズ・クラブ、
    関西ブランディングデザイン協会